職業としての学問

学問を職業とする者の端くれとして、これは読まねばと思っていた。マックス・ウェーバー著「職業としての学問」である。
購入からおよそ3年くらいかかったであろうか。なかなか、読み始められなかったのだけど、読み始めてみれば、文庫本80ページ程のボリュームですぐに読み終えた。
学問を職業としする時その人はどうあるべきなのか、という目的意識を持って読んだのだけど、内容が入り組んでいるというか、それにシンプルに答えるような内容ではなかった。

メモ
学者の職を得るには、僥倖を待つほかない。
情熱はいわゆる「霊感」を生み出す地盤であり、そして霊感は学者にとって決定的なものである。
ただ、日々の仕事(ザッへ)に向かえ。
なにごとも忘れてその解釈を得ることに熱中するといった心構え—— これのない人は学問に向いていない。
教師は指導者になるな。

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