「やるべきことが見えてくる研究者の仕事術」
職場の本棚にあったので、4月から、毎日、お昼ご飯を温める数分を使って読み進めていた。
そして、ついに先日読み終えた。
非常に、キャリアが流動的である研究者が、どういった哲学を持っていくべきかや、どのように、モチベーションを維持していくかを、どちらかと言えば、ビジネスの自己啓発書なんかの内容を引用しながら、著者は展開していく。
研究者は、私の印象では、ビジネス書なんかは読まなくて,そんなものを読むのならば、論文を読むべきという、雰囲気があるように思う。
しかし、読んでいてこの本は大変勉強になった。
本の中では、研究者が、セルフプロモーションのために、また知的生産の促進のために,ブログを書き続けることを推奨している。
知的生産の促進に関しての文章では,日々の研究活動では,読み物などの知的なインプットの方が多く,ゆっくり思考してアウトプットすることがあまりないことが指摘されている。
ブログで,文章を他社にも分かるように書くことは,思考のトレーニングにも良いという訳である。
ちなみに、私はこれを書いているのは、この本の影響というわけではなく,このサイトを解説する以前から,やっていたブログを書くという行為が、推奨されていて、なんだか誇らしい気分である。
やってて,続けててよかった。