伊豆へ

小学校の時の担任の先生が,沼津へ「ぬまず(飲まず)食わずで行ってきた。」という,お寒い小話を良くしていたのだが,今になっても伊豆方面へ来るとそんなどうでも良い回想が思い出される。

昨日は弾丸で伊豆方面へ行ってきた。

金曜日,少し残業をして9時頃の東京発東海道新幹線三島行きで伊豆へ向かった。その日は,12時少し前に宿へ着いてそれから温泉で疲れを癒し,すぐに就寝。

翌日は,海水浴へ。海水浴といえば,砂場で波と戯れたり,沖の方まで泳いで怖くなって浜へ戻ったりするような,そんな印象を持っていたが,今回は全く新しい海水浴を体験した。青やしましまの小魚が群れになっているところを少し潜って眺めるのである。

無論,足はつかないので,心もとない泳ぎであるが,本人は大満足であった。端から見ると溺れているようにも見えたらしいが,本人は至って安全に泳いでいて,大満足なのであった。

 

昼から,件の沼津港へ行き,旬の生しらす,生桜えびを食べる。そういえば,昨年までは毎年,大学の演習の手伝いで駿河湾近くへきていたので,丁度この時期の海の幸にはなじみが深いのであった。今年もこれにありつけるとは。

 

また,沼津港にはかのベアードビールのタップルームがあるのであった。まさか行けるとは思っていなかったが,漁港のそばだったので少し寄って,一杯だけライジングサンを飲んだのだった。至福。

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まだ時間があれば居たかったのだけど,電車の時間が迫っていたので,沼津駅へ移動し,帰路へ。帰りは,秋葉原で乗り換えの待ち時間に,たまたま良い喫茶店を見つけ美味しいコーヒーも飲めたのだった。

 

自分のこれまでのやり方を振り返ると,何事も欲張りすぎてギリギリのところまでやって,結果,いつもなんだか疲れてしまうということが多かった。仕事ならばこのやり方でも良いのだけど,休みまで同じようにしてしまうので,息抜きのはずがかえって疲れてしまうこともよくあったのです。

そういう意味で,今回は,時間的に恵まれなかった旅だけれども,内容はとても充実していてよかったのです。

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